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遊びは難しい

金曜日は個別指導の日。
3週間に一度、担当の先生と、息子と、あたしと、
3人でみっちり、遊びの勉強をする。

担当の先生、というのは、
息子が通っている療育センター通園部のクラス担任。

息子は、秋には5歳になるけれど、
1歳7ヶ月のときに大きな病気をして、障害が残って、
現在の発達年齢は、生後5ヶ月程度。
身体と知的、両方の障害が重度。

で、
たとえば、うちわでパタパタ扇ぐ。
なんてのを、どうしたら上手くいくか、考える。
ほれ、うちわだよ、って握らせると、
なんとなくパタパタしてくれるけど、
すぐにポイって、手から離しちゃう。
うちわを持って、扇ぐ、という意識が働いていない。

当たり前が、当たり前とほど遠いので、
それをどうもっていくか、が難しい。

扇いで見せて、
ほーら、涼しいでしょ? なんて話かけて、
それで持たせると、少しパタパタしてくれる。

そのパタパタで風がおきるから、
その風で、風鈴を揺らしてみよう! って引っ張っても、
風鈴にはなかなか目が行かない。
パタパタしているうちわだけ見てる。

うちわ→扇ぐ→風→揺れる風鈴
という結びつきを理解させるのが、ホントに難しいのだ。

先生は、リボンとか風船とか風鈴とか、
いろいろ揺れるモノをつるしてくれて、
見やすいように、黒いボードまで後ろにおいてくれた。
その装置に、感動してるのはあたしだけで、
やっぱり息子の目は、そっちにいかなかった。

これは結局、
道具を使う、っていうことを意識させるための導入。
息子と物、の世界から、息子と道具と物、で何かする世界へ、
広げることがテーマになっている。

赤ちゃんの成長を見てたときは、
そんなこと、まるで考えなかった。
勝手に遊んで、勝手に学んで、
フォークでスパゲティを食べられるようになっていたぞ。

う~ん、難しい。
障害児教育の世界は、本当に奥が深いのである。

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