レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
エイプリルの言動が、
病的だと思う人が多いようだけど、
あたしとしては、
めちゃめちゃエイプリルに共感。
あそこでわめいていたのは、あたしだった。
何かしなくちゃ、何か変えなくちゃ、
満たされない気持ちと閉塞感から脱出しなくちゃ、
いつもそう思って、あがいていて、
でも、
エイプリルは、思いついた手段が悪かった。
フランクのため、といいつつ、
本当はじぶんのためだし、
あの場所で、
もっと小さな変化とチャンスを
積み重ねていく方法だってあったはず。
「燃え尽きるまで」なんて、副題がついてますが、
燃え尽きてなんて、いないでしょ。
最後は、明らかに誤算で、
彼女には、もういちど、
レボリューショナリー・ロードを歩きなおしてほしかった。
久しぶりに、
深く深く考えさせられる1本でした。
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レボリューショナリー・ロード
原作はこちら。
リチャード・イエーツ作、1961年発表の小説です。
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