手が震えた
学校帰りに、ちゃむさん訓練。
療育センターでPT。
足のマッサージしてもらって、
装具履いて、ベンチ座位から立つ練習。
いつもは、
スタンディングフレームで膝をサポートして立つんだけど、
今日はあたしが膝をおさえて、
先生がちゃむを後ろからサポートして立つ。
そこから、
先生がちゃむの足を交互に押すようにして、
歩く練習をした。
歩く練習、だって。
歩く練習、だよ。
赤いマットまで行くよー。
車イスまで行くよー。
先生が声をかけて、
いっちに、いっちに、足を動かす。
まだまだ、ちゃむがじぶんで歩いてるわけじゃないし、
じぶんで足を動かせてるわけじゃないけど、
歩く練習、なのです。
繰り返し、立たせるたびに、
あたしが膝をサポートしてて、だんだん手が震えてきた。
すっごく遠くだと思ってたことなのに、
もうここまで来たんだなー。
帰りの車で、いろんなことを思い出して、涙。
もちろん、まだまだ先は長いけど、
それでも、ここまで来たよー。
写真撮ればよかった。
でも、なんだかそれどころじゃなかった。
すごいなー、って先生が言った。
すごいなー、ってあたしも思った。
すごいよ、ちゃむ。