« 今年のスキー | トップページ | 生どら焼き »

英国王のスピーチ

Kingsspeech

アカデミー賞、作品賞受賞作品。
主演男優賞コリン・ファースも受賞でした。

そのニュース&ファーストデイが重なって、
いちばん大きなシアターが満席。

す、すごい・・・

開映1時間ぐらい前に、ネットでチケット予約したんだけど、
その段階ですでに前から2列目のすみっこでした。

それでも、早く見たくてさー。
見に行ってよかったよ。


物語は、実話ベース。

主人公は、
今の女王陛下エリザベス2世のパパ、ジョージ6世。

吃音症に悩まされたジョージ6世と妻、
スピーチセラピストの人間ドラマ。
 
 

コリン・ファース、
ジェフリー・ラッシュ、
ヘレナ・ボナム=カーター、

この3人、さすがです。

コリン・ファースの苦悩、
それを支えるヘレナ・ボナム=カーター。


そしてジェフリー・ラッシュ。

ほんとうは資格なんて持ってないんだけど、
経験から、吃音の治療をしてる。

その方法が、セラピーなの。
心的原因をさぐって、ときほぐしていく。

スピーチは、戦いなんだなー。


ライオネル・ローグ本人も、ジェフリー・ラッシュも
オーストラリア出身。

そういうところ、ちゃんとそろえてるんだよね。


ジョージ6世、
内気な王ってコピーが使われてたけど、そうかなー。

彼の持ってるマイナス面を、
内気って表現しちゃうのはチープだな。

そんなことはない。
ちゃんと王への想いを持ってたよね。


ジョージ5世はマイケル・ガンボンだった!

ティモシー・スポールのウィンストン・チャーチルは、
ちょっと笑っちゃった。

イギリスが舞台だけに、
ハリーポッターメンバーいっぱいでした。

ジェフリーは、バルボッサでパイレーツだね。


支えあう夫婦。
支えあう王とセラピスト。

VOICE という言葉が、ウエストミンスター寺院に響いたとき、
震えました。

自分の壁を乗り越えた瞬間。


そうそう、

戴冠式の行われたウエストミンスター寺院には、
一度行ったことがあるんだけど、

相性の悪い霊がいたらしく、
たいへんな目にあったのを思い出した。

たしか、
正面入って、中央付近左側のお墓だった。

体中の皮膚が浮き上がるような感覚がして、
立ってられなかったんだ。


なつかしー、と思って、
ウエストミンスター寺院のHPひらいてみたら、

ASH WEDNESDAY の灰の写真。
もうすぐ四旬節なんだねー。

|

« 今年のスキー | トップページ | 生どら焼き »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 今年のスキー | トップページ | 生どら焼き »