僕たちは世界を変えることができない。
カンボジア。
たいへんな国だ、
というのは、なんとなくイメージできるけど、
医療と教育のもっともっと必要な国だ、というぐらいで、
詳しい歴史とか、実際は知りませんでした。
ポルポトのことも、名前を聞いたことがあるぐらいで。
虐殺のこととか。
教育が足りていない理由は、そこにあったのか。
カンボジアの部分は、
ほとんどドキュメンタリー。
メイキング番組でも、カンボジアを訪れるシーンは台本なしで、
素のリアクションを撮ったって話でした。
絶句して、涙して、
そこからが、現実。
大学生の軽いノリ。
おばさんは、つい非難したくなっちゃうけど、
すべてのことが、深刻にならざるをえない状況で、
その笑顔が、必要な場所だったのよね。
軽いノリで、資金集めのイベントとかやりつつ、
でも実際は、彼らは医大生で、
真剣に命と向き合う土壌を持ってて、
だからこその、このボランティア。
ふつうの大学生がやるボランティアとは、
意味がまた違ってるのかも。
彼ら4人は、
それぞれの道を歩いてるようですが、
ボランティアサークルは、いまも活動してるらしいです。
よかったよ。
ほんと、よかった。
イケメン集めた話題の映画、とかじゃないの。
軽さのなかにも、太い柱がある。
なんとなく、ものたりない毎日。
すっごくわかるよ。
動機なんて、どうでもいい。
たいせつなのは、気づきと行動だから。
そうそう、
シアター入場時に、JICAのチラシ渡されました。
なにか、コレ!っていう技術を身につけて、
行ってみたいと思ってたなー、20代のころ。
なんであたしは、世界で必要とされるような自分を持ってないんだろ?
って、落ち込む材料にもなってたが。
なんて思いながら、チラシ読んでてビックリ。
40歳になると、シニアなのよ~!!
青年海外協力隊には参加できないの。
シニア海外ボランティアになっちゃうの~!!
シニアだってよ、あたし・・・
世界に出遅れた感が。
ブルーハーツの青空、ほんといい歌だよね。
大好きだ。
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コメント
しがらみなければ、行っちゃうかも。
でも年を取ると体力・気力面で行けなくなるのよね。
投稿: take@福島 | 2011.09.29 19:47
海外ボランティアは、定年後に行く人、けっこう多いみたいですよ。
現役世代は、家庭があって身動きとれないですからね。
特にエンジニア系はニーズがあるみたいです。
投稿: あたし | 2011.09.29 20:00