あと少しの支援があれば
本の内容は、
震災時に障害のある人たちがどんな状況におかれていたか、
障害別、施設別にインタビューした記録と、
それを踏まえた提言集になってます。
ここがよかった!これが役立った! っていうのも欲しかった。
基本的に困った話ばっかりなのがちょっと残念。
あと少しの支援、というのは、
あとひとりの支援、ということでもあるそうです。
あともうひとり、手を貸してくれる人がいたら、
助かった命があった、ということ。
ただ、実際のところ、
あの家には車イスの人がいるぞ!って、助けにいって、
巻き込まれて亡くなった人も多いらしいし、
迷惑をかけるから我慢していた、っていう感想も、
障害のある人だけじゃなく、ほとんどの人がたくさんの我慢をしていただろうし、
手厚くしてくれ、手を貸してくれ、っていう要望が、
どこまで求めていいものなのか、
いろいろと難しいところだけどねー。
それでも、やっぱり、
このケースから学んで、準備しておかないといけない。
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