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孤立死

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障害者を抱える家庭の孤立死について、
ニュースが続いています。

読売新聞の夕刊で、特集記事が。


きっとこれまでにも、
同様の事故はあったと思うのです。

ひとつメディアが取り上げると、
続けて取りあげるようになる、というケースかと。

うちもきっとこのパターンよ。


地域から孤立していた、という状況を、
ちょっと分析してみます。


最悪のケースを考えると、
気にかけてもらう必要がはあるんだろうけど、

かまわれたくない、
触れられたくない、
入りこまれたくない、

っていう感情、あるんじゃないかなー。


それじゃなくても、
興味本位の目にさらされて生きてきてるでしょ。

必要以上に見られたり、
見て見ぬふりされたりね。

興味本位っていうか、

あからさまに迷惑がられたり、
心ない言葉をかけられたりも、一度や二度じゃない。

ぷりぷりかわいいちゃむさんなのに、
見ず知らずの女子高生から

「なにこの子、キモイ!!」って
突然エレベーターのなかで言われたことあるよ。

密室じゃ逃げ場ないし。

それからずっと、
知らない人とエレベーターに乗るのが怖い。


人と地域と関わることで、
傷つく可能性は増えるばかり。


もちろん、
他人に迷惑かけたくない、って気持ちもあるんだろうけど、

親は自分と子どもを守るために、
関わることを必要最低限にしたいと思うんじゃないかなー。

もちろん、子どもの未来を考えたら、

あちこちとつながって、
守ってもらう手段を講じないといけないけど、

そのまえに親は、
ふりかかるストレスに負けちゃうんじゃないかなー。


自分たちがココロの平安を保つために、
そっとしておいてほしい、って。


福祉のシステムそのものを変えていく必要がある。

福祉って、
善意に頼りすぎだよ。


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