ヘルプ 心がつなぐストーリー
人種差別ガンガンの社会に、
それ違うよね?って疑問を持った、
ライター志望のスキーター。
当たり前になってることに疑問を持つって、
むずかしいこと。
流されちゃうでしょ。
流されてることが、肯定されてる社会なわけだし。
外れるってことは、
同じように差別されるっていうこと。
ただの差別じゃない。
射殺されちゃったりするわけで。
疑問を持てたのは、
そう育ててくれた人がいたからこそ。
それが、親じゃなくて、ヘルプさんなのね。
すばらしい。
もうとにかく、
ヒリーの嫌な人っぷりったらないのよ。
ヒリーが、差別社会の縮図なわけです。
トイレ事件、ひどいよね。
子どものいじめレベル。
でも実際は、
ヒリーみたいな人ばかりじゃない。
ヘルプさんたちが、話すなかにも、
希望のあるエピソードもあった。
ヘルプさんが近道できるように、
なんと雇い主が土地を買ってくれた、って。
シーリアもそう。
ミニーに感謝して、自分を立て直していく。
ただ家事をやってもらうヘルプさんじゃない。
人生のヘルプさんにもなってる。
そうなんだよ。
雇うほうも、ほんとうは悪い人ばっかりじゃない。
でも流される。
自分を守るために、ヘルプさんを犠牲にしたり。
だから、
スキーターのママみたいなことになっちゃう。
ほんとはそうしたくなかったけど、
その場を取り繕うために、最低のことしちゃう。
後悔しても、遅かった。
ああ、人間ってほんと弱い。
すぐに流される。
振り返ってみたら、流されてばっかりだなー、って、
つい最近思ったばかりだ。
エマ・ストーンが主役、になってるけど、
ラストシーンなんて、
ヴィオラ・デイヴィスが主役だったみたいな終わり方。
ヴィオラ・デイヴィスと、
オクタヴィア・スペンサー、ダブル主演で、
エマ・ストーンがサポートしたみたいな作品でした。
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