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フライト

Flight

英雄か犯罪者か。

どちらかに
決められるような話じゃない。

乗員乗客102人の旅客機事故。
2名の乗員と4名の乗客が死亡。

シミュレーションではどうやっても全員が死亡。
96人が助かった奇跡のフライトだった。


テーマは、
アルコール依存症&薬物中毒。

確かにアメリカでの数はものすごいだろうけど、
日本だって対岸の火事ではないはず。


アルコール依存症治療の第一歩は、
自分が依存症だと認めることだというから、

認めることができた、という意味では、
副操縦士が言ってたように、

あの事故は神さまからのギフトだ。


ギフトにしちゃ、リスクが大きすぎる。


失ったものの穴を埋めるために、
アルコールを摂取する。

でも、埋めてるつもりの穴は、
どんどん深くなるばかり。

だからまた飲む。

埋めてるつもりだから。
埋まらないのに。

アルコールでぼやけた頭を、
コカインでスッキリさせて、仕事へ行く。


そして、事故が起こった。

運悪く?運良く?


自分や組織を守るためにつくウソも、
アルコールといっしょ。

ウソを埋めるために、
またウソをつくけど、

埋めてるつもりの穴は、深くなるばかり。


依存症治療のための、教育映画っぽいところもある。

失った家族、息子と和解できたあたりは、
ほんとにお手本っぽい。


公聴会前のホテルのシーン、すごかった。

あれ、
コネクティングルームだよね?

鍵、風、音。

飲んじゃう?

え?

あ、

えー!!


それが必要だった。
あの失敗こそが、ギフトだ。


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