私が靴を愛するワケ
この映画で「靴」とは、
いわゆるデザイナーもののハイヒール。
それも、ほとんどピンヒール。
キラキラのヒールを愛する女性たちと、
デザイナー男性たちの、
インタビュードキュメンタリーです。
クロックスと、
アーチフィッターと、
カヌーを愛用しているあたしには、
なんとも縁遠いお話で。
そういえば、
かかとの高い靴ははいてるんだよ。
アーチフィッターとか、カヌーとか、
いつもかかと5センチ以上の選んでるし。
でも、いわゆるヒールじゃない。
外反母趾なので、
コロンとした靴で、かかとがぼってり高いものばかり。
すぐ靴擦れしちゃうから、サボばっかりだし。
靴に何を求めているか、っていうと、
ほどほど洋服と相性がよくて、動きやすいことだもんね。
そもそも、
そんなあたしが語るべき作品じゃないな ┐(´-`)┌
ヒールはキライじゃないのよ。
気持ちいいもんね、
ヒールでカツカツ歩くのって。
背筋がのびるし、歩き方も気にするし、
体には悪そうだけど、心にはきっといい。
キラキラピンヒールを愛する人たち。
映画のなかでは、
ヒールの歴史をたどりつつ、
ヒールを愛する人たちが、想いを熱く熱く語る。
熱いのよ、ほんとに。
でもね、
わ〜♪いいな♪ っていうふうには思えなかった。
依存症レベルだと思います。あれは。
ヤバい感じよ (((( ;゚д゚)))アワワワワ
コレクションなのね、みんな。
highでexpensiveな靴をクローゼットに並べて、
履かないわけですよ。
買いたいわけです。
買わずにはいられないのですよ。
画面はキラキラなんだけど、
見てて切ない。
SATCの話も出てました。
キャリー・ブラッドショーね。
映画の最後のプロポーズのシーン、
たしかにあのヒールの使い方は最高だった。
でも、彼女も靴依存だよね。
で、ヒールってね、
最強のセックスアピールなんですって。
動物的、本能的な、子孫繁栄を目的とした。
あたしは子どもが生みたいのよ〜って、
男性にアピールするためのものなんですって。
クジャクが羽を広げる、女性版みたいな。
自分をキレイに見せるものって、
ファッション、メイクとかネイルとか、
多くがそんな動物的本能から始まってるようですが、
足っていうのは、
部位としてそれ以上に特別だと。
うーむ。
女の子はちっちゃなころから、
その多くがメイクやファッションが大好きで、
ママのメイク道具とか、ハイヒールに憧れるらしい。
あたしは、
そういうのが一切なかったんだよ。
そういうのは、イケナイこと、
恥ずかしいことだと思ってたフシがある。
生まれながらに、
女性としての基本的な本能が欠落してたか (-_-)
これまた、
母性への拒否感、不信感とつながっちゃうわねー。
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