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リンカーン

Lincoln

公開から3週間経過。

GWが入っちゃったので、見逃すところでした。
あぶない、あぶない。


ダニエル・デイ=ルイスが、
アカデミー賞主演男優賞受賞の話題作。

アメリカ大統領、エイブラハム・リンカーン、
暗殺までの最期の4か月間。


ダニエル・デイ=ルイスの存在感、
受賞はなるほどなー、という印象。

緊迫したシーンでも、
のらりくらりと例え話を繰り返しするんですよ。

そう創ってるんだろうけど、

ほかの俳優さんたちと、
取り巻く空気感がまったく違う。


サリー・フィールド、大好きな女優さんで
アカデミー賞助演女優賞にノミネートされてましたが、

メアリーって、悪妻として有名なのよね。

もちろん息子を失ってたり、かわいそうな人。
心を病んで、ヒステリックで。

でも、サリー・フィールドのイメージって、
いいお母さんなんだよなー。

確かに、リンカーンと感情をぶつけあうシーンは、
すごい迫力で、見事でしたが。


山場の憲法修正条項第13条、
可決するシーンはもちろん感動なんだけど、

そのあとがね、もう。

トミー・リー・ジョーンズ演じる、
スティーブンスが、

修正案の原本を貸してくれってお願いして、
胸ポケットにしまって、家に持って帰るの。

そこで待っていたものは・・・

あーんもう、
ここがぜーんぶ持ってっちゃう。

南北戦争、奴隷制度廃止、
リンカーンの決断の物語ではあるけれど、

妻を守るために、戦う男の物語なのですね。


歴代大統領のなかでも、人気のリンカーン。

人民のための自由を勝ち取った人だけど、
すごい戦争しちゃってたんだよねー、と改めて。


自由について、考えます。

自由じゃないなー、って思うこと、
たくさんあるのです。

障害のある息子がいたりすると、
生活にも社会的にも制約がいっぱいあるし、

閉塞感いっぱいだし。
それが永遠なのです。

でも、こんな不自由とは、
自由の重みがまーったく違う。

重い重い自由のうえに、
アメリカ合衆国は成り立ってるんだよ。


上映前に、監督みずから
日本のみなさんへ〜と解説してくれるのですが、

アメリカの歴史を、
軽く頭に入れてから観に行った方がいいですよ。


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