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ストーリーを味わうふわふわオムレツ

20130628

MARK IS みなとみらいで、ランチ。

モンサンミッシェルの名物オムレツ、
ラ・メール・プラールへ行ってきました。


ランチセットは、
・パンまたはフライドポテト
・前菜またはスープ(今日はエビとスモークサーモンのサラダ)
・メインのオムレツ
・ココットにオムレツといっしょにいただくラタトゥイユ

サービス料を入れて、1732円だったかな。

前菜が予想以上の豪華っぷり。
これとパンで、白ワイン飲んだら最高!


で、問題のオムレツ。

とにかく大きい!

卵をひたすら泡立てて、
まわりをカリっと焼いてあり、中身はあわあわ。

味はぶっちゃけ卵そのもの。

おもしろい。
なんでこういうオムレツが生まれたんだろ?

ノルマンディー地方の家庭料理なのかな?
と思って調べたら、

どうやら違うらしく。

モンサンミッシェル、という場所が関係しているようで。


モンサンミッシェルは、聖ミカエルの山。
ただの観光地じゃありません。

かっこいいお城だー、
ぐらいに思ってる人、多いのかも。

要塞だった時代もあるけどさ。

メインは修道院。祈りの場。


そもそも巡礼地なのです。
サンティアゴ・デ・コンポステーラの一部でもあるし。

日本風にいえば、
修行場みたいなもの。

みんな、命がけでここに来たわけで。

やっとたどり着いた巡礼者たちを
もてなしたいけど、

離れ小島だから、食材が限られてしまう。

それで、卵をふわふわに泡立てて、
大きなオムレツでお腹いっぱいになってもらおう!と、

宿屋をやってたプラールおばさんが考えだしたらしいです。


そう考えると、
女性たちがランチにいただくには、

大きすぎるのです。

これ、食べきれないよね。。。
申し訳ない。

プラールおばさんの気持ちを、
ぜんぶ受け止めきれないのが残念で。


巡礼者たちの気持ち、
迎える人たちの気持ち、

その物語を心に抱きつつ、
いただかなくちゃいけないお料理なのかも。

お店側も、食べる人に、
ストーリーをきちんと伝えるようにすればいいのにね。

そんなことよりも、
話題性優先のマーケティングなのかなぁ。

そのうち、日本風にアレンジされて、
まったく別のものになっちゃいそうだ。


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コメント

ブログを見て面白かったのでコメントさせて頂きました(^ω^)
もしよかったら自分のブログも見てくださったら嬉しいです★
http://daisuke0927.seesaa.net/
ちなみに料理レシピのブログです!!
これからちょくちょく拝見させて頂きます★
よろしくお願いします(^ω^)

投稿: | 2013.06.30 02:49

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