箱入り息子の恋
彼女いない歴35年の息子が恋したのは、
全盲のお嬢様でした。
今井家、天雫家、
どっちも父母が豪華です。
黒木さんがいいお母さんの役って、
ちょっと意外だった。
意地悪で神経質なママってイメージがあって。
それにしても、
親同士がお見合いなんですね。
なんだよそれ ┐(´-`)┌ って笑う人、
多いだろうけど、
よくよく考えたら、
昔は結婚なんて親同士が決めるものだったし、
結婚しない人が増えてる今、
もっとやったほうがいいのかも。
出会いのひとつとして、
必要なのかも。
親が踏み込まないもんね。
個人の尊重、という名のほったらかしだな。
箱入り息子とタイトルしつつ、
箱入りは息子だけじゃなく、娘もで。
娘は事情が事情なので、
お父さんの気持ちは、そりゃそうだ。
生きていくためには、
生涯、支えてくれる人が必要。
不憫だ、っていうお父さんの気持ちに対して、
息子がガツンと反論できたのは、
痛みを知ってるから。
そういう痛みは、
障害だけに限らない、ということなのね。
そりゃ不憫かもしれないけどさ、
そういう扱い方しちゃうのって、失礼な話だよ。
変えられないもので判断、同情するなんて、
差別と同じじゃん。
天雫家のパパママも、
障害児のママが口にするようなこと言ってたよ。
親亡き後の心配、ね。
引きこもったってさ、
ひとりで生きて行けるのよ、どう考えても。
端から見たらそうでも、
親にしてみたら心配なのは同じなのか。
なんだかなぁ。
でも、あの親が踏み込んだからこそ、
ふたりは再開できたわけだし、
親子の絆もゲームで生まれたしw
今年は、ほとんど邦画を見てなくて、
この作品もノーチェックだったのですが、
星野源くんかー、
ほんわかコメディっぽいから、癒されに行こう♪
ぐらいの気持ちでみたんですよ。
いやー、
よかったよ、源くん。
まわりと関わりたくない気持ちも、
ほんとの気持ちとの葛藤も、共感する人、多いだろうな。
ココロは、めちゃめちゃ男前だった。
源くん、
もちろんよかったんだけど、
家族の葛藤、本人の葛藤、
恋をしちゃった人の葛藤、その家族の葛藤、
予想外に、障害者と家族の物語でした。
恋する気持ち、キラキラでまぶしかった〜♪
これ、サントラ。
音楽は、高田漣なんですけどね。
高田漣って、高田渡さんの息子じゃん!!
さっき知った。
常識?知らなかったのあたしだけ??
なんで今まで気づかなかったんだろ。。。
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