【映画】アイム・ソー・エキサイテッド!

2014年、１本目。

もう１月下旬だというのに、
今月はまだシアターへ行ってなかったのですよ。

体調悪かったし、
気分落ちまくりだったし、
そもそも股関節痛かったし、

邦画はヒットしてるみたいだけど、私的にパっとしないし、
洋画注目作の公開はまだだし、

それでなんとなく。

でも、鬱々としてても仕方ない。

もっと痛くなるのかなー、
歩けなくなるのかなー、なんて考えててもどうにもならん。

ただ家にいたってヒマなので、
つい片付けものしまくってまた痛みが出たりして。ダメじゃん。

これなら、車で映画館へ行って、１本見てくるほうが、
ずーっと安静じゃん！　って思ったのでした。

で、１本目がこれです。
いいのか？　こんなんでいいのか？

まぁ、こんなんだからいいんだな。

スペインのコメディ映画。
監督は、アカデミー賞常連のペドロ・アルモドバル。

原題は「Los amantes pasajeros」、って、
スペイン語わからん。

Yahoo!翻訳さんは、
束の間の恋人たち、と訳しました。

ひどいんですよ。
もう、シモばっかりなの。愛欲まみれ。

まぁ、
だから何も考えずに楽しめる、という利点もある。

誰かと見に行っちゃだめよ。
そのあと、話題の広げようがないもん。

飛行機事故です。
車輪の異常で、着陸できなくなっちゃうの。

その原因も・・・　だし。

不時着するための空港を準備するあいだ、
スペイン上空をぐーるぐーる旋回してるんだけど、

そのあいだに起こる、悲喜こもごものストーリー。

それだけだったら、
ふつうの飛行機パニックムービーになるんだけど、

機内がパニックに陥らないよう、
エコノミーの客はみーんな睡眠薬で眠らされちゃってるし、

起きているビジネスの客は、みんなワケアリ。
やりたい放題。

ビジネス担当の男性ＣＡ３人はゲイ。
おまけに操縦士２人もゲイ（バイ？）。

三角関係だったり、不倫だったり。
それをぜーんぶ笑いにもっていくのよ。

危機的状況をやりすごすために、
アルコール、ドラッグ、セックス、なんでもありで。

やってることは、どにかくひどいんだけど、
結果的には、それぞれが抱えてた想いを遂げてる。

欲望面だけじゃなく、
家族との和解だったり、仕事のケリだったり。

人間ドラマを織り込んでる。

描き方はひどいけど。

とにかく、ひどいけど。

これさ、
日本で公開しようとおもった配給会社、すごいね。

絶対にウケないよー♪

無事に胴体着陸。
最後は、ハッピーエンド。

そうじゃなかったら、笑えない ┐(´-｀)┌

まぁ、おもしろかったです。ひどいけど。
そんなにキライじゃない。

お口直し作品が欲しいけど。