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【映画】チョコレートドーナツ

Anydaynow

舞台は、1970年代のサンフランシスコ。
ハーヴィー・ミルクの時代です。

社会の価値観が、
今とはまったく違うんだろうけど、

司法が、行政が、
守りたかったものは、何なんだろ。

マイノリティの排除?
多様性を認めない価値観?

それは、誰のため?


ゲイのカップル、
ダウン症の少年、
薬物中毒のママ、

問題は山積みのように見えて、実はシンプル。

これさ、男の子はダウン症じゃなくても成り立つ。
そこはそんなに問題じゃないの。


向かえるのは、
どう考えても、最善とは思えない結論。

予想通りの結末。
最悪のシナリオをたどってます。

そうなるだろうと思ってたけど、
本当に残念だった。

これ、実話なんだよね。


ふたりのパパっていう設定に、
気持ちが難なく入っていけるのは、

gleeの影響かと。
見過ぎなほど見てるからね。

レイチェルの家がそうだよね。
パパがふたり。子ども想いのいいパパたち。

彼女は、親友もゲイだし。


いいじゃないか。
幸せのかたちなんて、みんな同じじゃないもん。

自分のキャパシティから持ち出した物差しだけでは、
世の中は計れないの。

宗教的にNGっていうのが、根底なんだろうけど。

もう、それもみーんな、
神様の手の中なんだと思うんだよね。


マルコの無垢な笑顔。
未来への可能性。

すべてを奪ったのは、
社会的には立派な立場のオトナたちと、

司法取引きまでしちゃった、
ジャンキーな実の親。

どこまでも、最悪だ。

子どもの未来は、
寄り添ってくれる人でぜーんぶ決まっちゃうのに。


主演は、アラン・カミング。

バーレスクに出てた人だ〜! って思ったんだけど、
ほかにもいろいろ、名脇役です。

海外ドラマが好きな人にとっては、
グッド・ワイフでおなじみかも。

ドラッグクイーン姿は、
決して美しいわけじゃないんだけど、

視線の色っぽさは、抜群だった。
人間として、なんて魅力的なんだろ!

ポスターの表情もめちゃめちゃいい。

アメリカ版のポスターよりも、
日本版のほうが、ずっとずっとよかった。

そしてね、圧巻でした。
歌が、最後の歌が特にね。

トニー賞で主演男優賞を獲ってるぐらいだし。


アメリカでの公開は、
2012年12月だったのね。

日本には、
かなり遅れてやってきたわけだけど、

感動作だと話題になって、
小さなシアターから大型シネコンへと広がりました。

横浜は、ジャック&ベティで4月末から始まってたんだけど、
あそこって、なかなか行きにくい場所で。

見たいけど歩けないよぅ、って迷ってるうちに、
いつものシアターにやってきました。

待っててよかった。


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