« それぞれ違う | トップページ | 【映画】オール・ユー・ニード・イズ・キル »

【映画】ジゴロ・イン・ニューヨーク

Gigolo

ジョン・タトゥーロが、監督、脚本、主演。
ウッディ・アレンは、完全に役者としてだけ出てます。

ニューヨークの街並みとそこで生活する人々、
BGMはジャズ。

そんな雰囲気を楽しむ作品。


っていうのはね、

ストーリーが唐突なのです。
なんでそうなったのか、わからない場面が多数。

そもそもなんでジゴロ?
なんで皮膚科医は患者にそんな要望をしたの?

なんとなくそう思ったからだよ、なのかなー。


なにしろ主人公のフィオラヴァンテが、
感情表現に乏しいのですよ。

そこが、
なんとなく生きてきた彼の表現なのかもしれないけど。

ジゴロをやる気になったのも、
まぁお金なんだけど、なんとなくっぽい。

ジゴロのお仕事も、なんとなくこなしてるっぽい。

え?恋したの?いつ?
クライアントが泣いたから?? え??

シャロン・ストーンも無駄遣いっぽいし。

起承転結の「転」部分も、おさまった理由があいまい。

え?
そんなひとことで、エライ人たちは納得なの??

うーん。。。

厳格なユダヤ教徒の生活を、ちょこっと覗き見。

ラビがどういう立場なのかとか、共同体のシステムとか、
わからないことだらけなのですが、

なかなか大変そうだね、っていうのはわかります。


ヴァネッサ・パラディのさみしいっぷりがものすごい。

この人、顔みただけで、
さみしさいっぱいなのですよ。

わたし、不幸なんですー、って。

ジョニーは、この人のどんなところを愛してたんだろ。。。

やっぱり歯並びって大切ね。
っていうか、人としての印象のすべてだよね。

人前で、口をあけて笑うのやめよう、って、
ココロから思った。たぶんすぐに忘れて笑うけど。


って、ツッコミどころ満載で、
文句ばっかり書いちゃいましたが、

見終わった感じは、そう悪くないんです。

それはきっと、ニューヨークマジックだな。


|

« それぞれ違う | トップページ | 【映画】オール・ユー・ニード・イズ・キル »

映画・テレビ」カテゴリの記事