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【映画】イヴ・サンローラン

Ysl

いろんなことが当たり前に、
平均的にできる人と、

何かひとつのことだけに、
才能が突出している人。

どちらが幸せなんだろう。


若い頃から、デザインの才能に恵まれ、
若くして大きなブランドをまかされ、

でもほかのことは、小切手を書くのもやっと。


不器用さ、
生き方すべてにおいて、それを感じさせる。

そんな人だったんですね。


イヴ・サンローラン。

ブランドがあれば、
それを立ち上げたデザイナーがいるわけで、

そんなことも知らずに、
あのマークを身につけていたりするわけです。

だから、ブランドはもちろん知ってても、
どんなデザイナーなのかは、まったく知らず。


天才、なんですよね。

天才、ってなんだかみんな不幸だね。


イヤイヤ就いた兵役で、精神病院に隔離されて、
彼が語るのは、母への恨み言。

なんだかやっぱり、ベースは毒母なの。

子どものころ、
そのままの彼を受け入れてくれなかった母。

無条件で守ってくれる人、
守って欲しい人のはずなのに、ね。


それがずっと。
成功してからも、影を落としてる。

私がいなくちゃダメ、
っていくつになっても母は思ってて、つきまとって、

そんなことにも、パートナーがあれこれ手をやく。


まぁ、それは、
ストーリー上はメインの柱じゃないんだけど、

破滅的になっていっちゃうのは、
やっぱり愛着障害なんだよなー。


彼が成功したのは、
ぜーんぶパートナーのおかげなのね。

天才っていうのは、天才だけじゃ成功しないんだ。

そのパートナーとも、
ものすごく愛憎があるんだけども、

結局、最後まで彼とともにいて、
ブランドを支えて、彼を支えてくれたのは、

あのパートナーだった。

そっか。
パートナーが彼にとって母的だったから、

ほかの男に夢中になったりしちゃったんだろうね。

母親に抱けなかった安全地帯を、
パートナーに求めたんだ。


チームの仕事はすばらしい。

それが麻薬的で、
彼はきっと生きることを選ぶことができた。


生きるには、
生き続けるには、

麻薬的な、
刺激と理由と目的が必要なのかも。


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