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【映画】天才スピヴェット

Spivet

アメリカ横断するストーリーだけど、
撮影はカナダオンリー。

全編セリフは英語だけど、
フランス映画。


アメリカの家庭を描いてるけど、
フランス映画なんです。

そう言われてみると、
そこかしこにアメリカらしからぬ空気が。


なるほど、ますますおもしろい。


アメリ、好きですか?

あたしはもう、めちゃめちゃ好きなんですが、
アメリのアメリカ版。

いや、アメリカだけど、アメリカじゃないから、
架空アメリカ版アメリ。

監督と脚本が同じだから、って
理由はそれだけじゃないだろうけど、

もう世界観と人間観が、アメリなのです。


T.S. が旅をしていく車窓?の景色が、
どこまでも素晴らしい!

家のある牧場も、そのまわりの景色もいい。

アメリカってこんなところもあるんだー、
なんてのんきに思いながら見てたら、

カナダだった。。。
アルバータ州だって。納得。


見た目も性格も正反対だけど、
いつもいっしょだった双子の弟を失って、

ひとりスタンドバイミーです。

スタンドバイミーなんです。
ひとりだけど、いっしょに旅してるのは、弟で。


T.S.みたいなコの生きづらさ。

優れているからって、
受け入れられるとは限らないし、

幸せの保証はない。


そしてやっぱり、ママは偉大だ。

これまた正反対なパパとママも、
たぶんパパはママの手の内なんだよねぇ。

昆虫に夢中の博士だけど、
T.S.のこと、ちゃんと見てたんだ。

いつかここを巣立っていく。
そして戻ってくる、ってお見通しだったのかも。


ママは、ヘレナ・ボナム=カーター。

ヘレナがママやってる映画はたくさんありますが、
やっぱりいいねぇ。大好きよ。


家族のひとりを失ったことで、
それぞれが抱えている後悔。

それぞれが、それぞれらしく、
個性豊かに自分の道を邁進することが、

きっとしあわせへの近道だ。


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