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【映画】おやすみなさいを言いたくて

A_thousand_times_good_night

原題は、
A Thousand Times Good Night 、

ロミオとジュリエットからの引用です。

離れがたいふたりの愛の言葉。


報道写真家として、
命の危険にさらされながら紛争地を飛びまわるレベッカ。

彼女には、アイルランドの自宅で待つ、
夫とふたりの娘がいて・・・


最初と最後のシーンの衝撃的すぎた。


母として、
女性として、
写真家として、っていう、

注目していたメインテーマも吹き飛ぶ勢い。

自爆テロの爆弾といっしょに、粉々になりそう。
少なくとも、あたしのなかでは粉々だった。


最初と最後のシーンが、
アフガニスタンの自爆テロなのです。


知ってましたか?
自爆テロがどうやって行われるか。

確かに時折りニュースで目にするけど、
どこで何人亡くなった、ってその部分だけで。

儀式があるんですよ。
それをレベッカが取材してるの。

女性たちが、同じ女性を引き渡すの。

祈りを込めて。
爆弾を抱えさせて。

若い女性も、幼い女の子も。


シャッター押せる?
あの場面で。

最後には押せなくなるんだけど。


ケニアでの撮影を見てると、
正義とか、使命とか、そんなものを超えてる。

ハイなの。
極限状態が、麻薬みたいに作用する。

とんでもない脳内物質が出てる。
だから行動できる。


怒りだ、って言ってたけど。
確かに怒りなのかもしれないけど。

誰かが撮るべき、っていうのは、
理解したいけど。


あれもこれもって、女性は欲しがる。


愛する人と暮らしたい。
子どもたちも大切。

仕事もしたい。

社会に必要とされたい。

これはあたしがやらなきゃ。


でも。

愛してるけど。
愛されたいけど。


だからって、当たり前のように、
求めちゃいけない人もいるのかも。


いちばんの理解者になり得るのは、娘だね。

でも、母としては、毒だよなー。
劇薬だな。

親の背中を見て育つ、なんていうのは、
大人の言い訳だからね。


でもね。

人間としては、この上なく魅力的。
あんなふうに生きてみたい。


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