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【映画】ジャッジ 裁かれる判事

Thejudge

ひとりの老判事と、3人の息子。

母の葬儀の日、
父がひき逃げ殺人の容疑者に。

父は本当に犯人なのか?

息子が弁護に立つ、法廷サスペンス。


ではなく、

父と息子、そして取り巻く家族の物語。


子どもはみんな、親に愛されたいし、
親って、無条件に愛してくれる存在のはず。

もちろんそれが使命なんだけど。

守ってくれるはず。
支えてくれるはず。

だけど、
愛されていないって感じる。

拒絶までされる。

なぜ愛してくれないの?
なぜ拒絶するの?


それには理由があって・・・


小さな美しい街の、ベテラン判事さま。

この街にとっては、
彼が法律みたいなものだったんだろう。

だから、やんちゃな息子の不祥事にも、
判決を下さなきゃいけない。

似てるんだと思う。

ほんとうは、自分と。


実は、
ここまで期待してなかった。

ものすごーくよかった。


老判事の父、ロバート・デュヴァルが、
GGB賞にも、オスカーにもノミネートされてます。

作品賞にノミネートされてもよかったんじゃないの??

って思ったら、
アメリカでの作品の評価はいまひとつだったらしい。

なんでだよ・・・
よかったのに・・・

まぁ、賞がすべてじゃないですが。


せつなくて、
見終わってから、ぼーっとしちゃった。

こんなの久しぶり。


知的障害をもつ三男が、
家族に見せる古いフィルムよかったなー。

三兄弟が、
まだ幼かったころの幸せな家族。

いろんな事件が起こる前の穏やかな日々。

子どもたちの笑顔。
ママの笑顔。

これって、
撮影してるのは、判事のパパなんだよね。

それを見せることで、
何もできないように見える三男くんが、

家族をつなげようとしてる。


これってさ、

先に天国に旅立った、
ママが仕組んだことなのかも。

人生の終わりに、
ちゃんと息子とわかりあって欲しい、って、

ママが望んだのかも。

そして、早く私のところにいらっしゃい、って、
ママが手招きしたのかも。


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