【映画】ビッグ・アイズ
セールスの才能は、最高なの。
時代を創っちゃったほどに。
それをなんでもっと正しく活かせなかったかなー。
本当のことなんて、ないんでしょうね。
過去も現在も未来も、みーんな嘘。
最初から、マーガレットをだますつもりで、
近づいたんでしょうね。
自信のなさそうなようすに、漬け込んだんでしょうね。
そもそも、
だましてる、って自覚もなかったのかも。
ぜーんぶ自分の夢のなかだから。
輝きたい! とか思っちゃってるんでしょうね。
ちやほやされたい♪ なんてのもね。
どこまでも、自分大好きなんだろうな。
あの大きな目に見つめられながら、
嘘をつき続けられるって、
それも才能なのかも、って思っちゃったよ。
傲慢な夫から逃げて、
ひとり娘を抱えて、
男性社会である現実と、
自分に唯一できることと、
迷いながらも、苦しみながらも、
選択肢はほかになかった、ということか。
時代はいつも、女性に厳しい。
耐えるマーガレットが、エイミー・アダムス。
嘘つき夫に、クリストフ・ヴァルツ。
エイミー・アダムスは、
これでゴールデングローブ賞を獲りました。
目の芝居がすごかった。
ずっとビッグアイズに見えてたもん。
クリストフ・ヴァルツは、ほんとに憎らしい。
どこまでも調子よすぎ。突然キレすぎ。
そういうところ、最高に上手いんだよねー。
実際のマーガレットは、
いまも絵を描き続けてるそうです。
大きな目を。
公式サイトの年老いた写真が、
幸せそうな笑顔で、ちょっと安心した。
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