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【映画】ビッグ・アイズ

Bigeyes

ティムバートンらしからぬ、
やわらかい毒。

いや、ウォルターが充分に毒々しいか。
これ以上ない、毒だな。


実話です。

1950年代に始まって、
暴露したのが1970年って、

そんなに嘘がまかり通るものなの??


セールスの才能は、最高なの。
時代を創っちゃったほどに。

それをなんでもっと正しく活かせなかったかなー。


本当のことなんて、ないんでしょうね。
過去も現在も未来も、みーんな嘘。

最初から、マーガレットをだますつもりで、
近づいたんでしょうね。

自信のなさそうなようすに、漬け込んだんでしょうね。


そもそも、
だましてる、って自覚もなかったのかも。

ぜーんぶ自分の夢のなかだから。


輝きたい! とか思っちゃってるんでしょうね。
ちやほやされたい♪ なんてのもね。

どこまでも、自分大好きなんだろうな。


あの大きな目に見つめられながら、
嘘をつき続けられるって、

それも才能なのかも、って思っちゃったよ。


傲慢な夫から逃げて、
ひとり娘を抱えて、

男性社会である現実と、
自分に唯一できることと、

迷いながらも、苦しみながらも、
選択肢はほかになかった、ということか。

時代はいつも、女性に厳しい。


耐えるマーガレットが、エイミー・アダムス。
嘘つき夫に、クリストフ・ヴァルツ。


エイミー・アダムスは、
これでゴールデングローブ賞を獲りました。

目の芝居がすごかった。
ずっとビッグアイズに見えてたもん。


クリストフ・ヴァルツは、ほんとに憎らしい。
どこまでも調子よすぎ。突然キレすぎ。

そういうところ、最高に上手いんだよねー。


実際のマーガレットは、
いまも絵を描き続けてるそうです。

大きな目を。

公式サイトの年老いた写真が、
幸せそうな笑顔で、ちょっと安心した。


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