始まりの日に
新入社員だけじゃなく、
新しい職場に異動もあったりするでしょうし、
いろいろ始まりの日、なんだよね。
毎年この日は、
自分の入社式のことを思い出します。
嫌なことは落ちないシミみたいなもので、
忘れたくても忘れないので、
あれこれ失望したことや、
あれこれ失敗したことも。
そんなスタートだったのに、
すぐに辞めよう、と思いつつ、
ずるずると6年半も勤めてました。
仕事らしい仕事もないのに。
仕事らしい仕事もないのに。
二足のわらじで大学通って、
社内結婚までしちゃって。
恐ろしいほど、図々しい。
3年目だったか、新しいビルに移ったときに、
女子更衣室に、あたしのロッカーだけなかったんだよねー。
そこで気付けばよかった。
もう必要ない、ってことに。
居場所はないってことに。
きっとほんとうは、
歴史のある、ちゃんとした会社のはずなのに、
せっかくそんな場所に入るチャンスをもらったのに、
何もできなかったって、
もったいないことしたなー、と思います。
今日、新しい一歩を踏み出した新入社員のみんなが、
あたしのような間違いをしないように、祈ります。
今日はまだ始まりの日。
まだ間に合う。
楽勝で間に合う。
もしも今日、
失望したって、失敗したって、
本番はこれからなんだから、
未来は自分次第でどうにでもできるよ。
せっかくのチャンス、
どうかどうか、自分から手放さないで。
がんばれ、未来ある若者たち。
きのう、こんな本を読み終えました。
ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法
ピクサーの仕事哲学。
数々の名作を生み出す、現場の実際。
仕事って、なんだろう。
未だにわからず、役立たずのままで。
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