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慰霊の日に

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沖縄本島南部、喜屋武岬。
ここへ行ったのは、2012年だった。

沖縄戦最後の激戦地。

慰霊のための平和の塔の前で、
ちゃむが笑ってる写真がある。

そんなちゃむさんの無邪気さが、
何よりも、平和の象徴だよね。

このあと、ひめゆりの塔へも行った。
2回目の沖縄旅行、戦跡をめぐった夏だった。


今朝、タンスを開けてなんとなく手にとったのが、
沖縄で買ったTシャツだった。

海みたいな青。
色が気に入って買ってみたものの、

なんとなく着心地が、どこか苦しい感じがして、
数回袖を通しただけだったのに、

今日はなぜか、すんなり着れた。


そしてニュースの画面に、
今日、沖縄慰霊の日。

呼ばれてる?


例年よりニュースが多いように感じるのは、
70年の節目、というだけでなく、

いまの、数々の問題が重なっているから。

過去と現在と未来。

切り離して考えたいけど、
考えられない心情、実情もある。

繋がっているから、ややこしいし、面倒だし、
繋がっているから、大切。


1週間ほど沖縄へ、という夏休みを始めて、
今年で5回目。

まだ、たった5回だけど、
沖縄が自分に近い場所になった。

それまでは、教科書で少し目にした程度の、
知っているという範囲にも及ばない、知らなかった沖縄の歴史が、

その場所に立ったことで、
実感できるようになった。

いや、実感できるなんて言えるレベルには、
到底及ばないけど、

知るっていうことは、
きちんと肌で感じることなんだと思った。

知っている場所の、
知らなかった歴史の数々。


少し前に、NHKスペシャルで、
沖縄戦全記録、というドキュメンタリーを見た。

沖縄本島の地図のうえを、
日にちの経過を追いながら、死者数の棒グラフが伸びていく。

あの場所で、こんなに。
あの場所でも、こんなに。


今年の沖縄は、いつものカヌチャのほかに、
新しいホテルのバリアフリールームにも泊まってみる。

場所は本部。

部屋からは、
伊江島が一望できるらしい。

とんがったかわいい形の山を遠くから見たことはあったけど、
実際はどんな島なのか、知らなかった。

NHKスペシャルのなかで、
驚くほど死者数の棒グラフが高い場所だった。

飛行場があったことから激戦地となり、
いまも島の北西部は米軍基地になっているそうだ。


楽しい夏の旅行だけれど、

いろんな想いも、
ちゃんと持って、ちゃんと持って帰ってくる。


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