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【映画】セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター

Salgado

モノクロ。

シアターの大画面に映し出されるのは、
虐殺による、大量の遺体。

それでも、
怖い、という感情は起こらないのは、

興味本位で写されたものではないからだ。

不要な熱を排除した、
冷静な視点、確かな情報。


予告編を見て、
これは絶対にシアターで見なきゃと思ってた作品。

夏休みで大混雑の大型シネコン、
13シアターのなかで、

きっとここだけ、空気が違った。


写真家セバスチャン・サルガドの、
伝記的ドキュメンタリー。

生い立ちから、現在の活動まで。

経済学博士で、
エコノミストとして投資銀行に勤務したあと、

奥さまの買ってきたカメラにハマり、
写真家へ転身。


そうそう、
TEDでスピーチしてますよ。


エコノミスト時代から訪れてたアフリカや、
中南米、ルワンダの大虐殺。

人への絶望から、
自然へのオマージュへ。


Genesis、欲しいなー、と思いつつ、
思いきれずに数ヶ月よ。

あー、やっぱり買っちゃおうかな。


確かに、
セバスチャン・サルガド、すごい。

彼の目だから、ああ見える。

どう撮るかって、どう育ったか、なんだって。
わかるなー。

何をどうみるかって、
どう育ったか、だよね。


でも、奥さん、もっとすごい。

写真集の編集は、すべて奥さんなのね。

写真家として成功させるために、
売り込みもして、

そのあいだに、お子さんを育てて、
撮影旅行で夫は不在だから、ほとんどひとりでね。

次男くんは、ダウン症だった。


ブラジルの熱帯雨林再生も、
奥さまのアイデアなんだって。

森の再生が、
サルガド自身の再生だったわけだし。

すごいなー。
セバスチャン・サルガド、っていうチームだな。


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