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【映画】わたしに会うまでの1600キロ

Wild

アカデミー賞で、
リース・ウィザースプーンと
ローラ・ダーンがダブルノミネートされていて、

ものすごーく気になってた作品。

日本公開はむずかしいかなー、とあきらめてたので、
来てくれてよかったよかった。


女性のひとり旅、
それも過酷なトレイル。

過去のじぶんと向き合い、
未来のじぶんに出会うための、

戦いの3ヶ月。


舞台は、PCT、
Pacific Crest Trail。

メキシコ国境から、カナダ国境まで、
アメリカ西海岸を縦断する、ロングトレイル。

こんな道、あるんですねー。

タイトルでは1600キロ、ってなってますが、
実際の距離は、もっともっとあるらしい。

砂漠あり、山脈あり、
気温は40℃になる草原もあれば、雪の解けない高地もあり、

大きなヘビに会うし、
飢えたハンターに狩られそうになるし?、

ものすごーい場所です。


いや、
好きな人は絶対好きよ。

好き。
行ってみたい。歩けないさ。


山を歩き慣れた人が挑戦するならまだしも、
って思ったけど、

考えてみたら、
サンティアゴ・デ・コンポステーラだって、
歩きなれた人ばっかり行ってるわけじゃないから、

それはそれで、いいのかもしれない。

もちろん、
そのぶんリスクは高いわけだけど。


そもそも、彼女が破綻した理由が、
お母さんの死なんだけど、

どんなマザコンだ、共依存だ、
愛着障害だ、って思って見てたら、

あー、あのママだったら、
失ったショック大きいわ、って納得。

ローラ・ダーンのママっぷりが
とにかく素敵だった。

笑ってる顔もいいんだけど、
垣間見る、その裏に隠された気持ちの深さが。


すべてのバランスを崩して、
あそこまで落ちるっていうのは、また、

善と悪、
彼女の振り切り度の大きさでもあるね。

あそこまで落ちるようなバランスだから、
大きく振り切って、トレイルを歩き抜けた。


あたしのは、小さな振り子だな。
ちょっと振れただけで、ビビリすぎだ。


彼女の荷物、すごかった。
モンスターって呼ばれてたほど。

なかみは、こちらで見られます。

最初にモーテルで荷物作って、
背負おうと思ってころがるシーン。

となりのおじさまが笑ってたけど、
そこ、笑うところじゃないよねー。

あれは、
彼女自身の背負っているすべて。

背負えなくて、もがいているのも、
彼女そのものの姿。


背負ってませんか?

あなたのモンスター。


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