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【映画】パパが遺した物語

Fathersanddaughters

そういえば、数日前に、

「悔しさをバネにする、
    という感覚がわからない」 って、

ツイートしてた。


バネになる、
そういうこともあるかもしれない。

でも、それって表向きだけのこと、

うわっつら的な話だ。

感情って、そんなに単純じゃない。


悔しさは、大きな傷になる。

悔しさだけじゃなく、淋しさも、恥も、
時には成功も。

傷って、あとから痛み出す。

表向きは治ったように見えても、
皮膚の奥で、いつまでも膿んでる。

膿んでるままで、
それでも前に進まなきゃいけない。

笑ってても、
見えないところで膿みを抱えてる。


みんなあると思います。
膿みの大小はあってもね。


ラッセル・クロウが、パパ、
アマンダ・セイフライドが、娘。

主人公は、娘のほうです。


心理学を博士課程まで学んで、
ソーシャルワーカーとして駆け出しで、

それを学ぼうと思ったのは、
自分のため、だったんだろうと思います。


あたしもママ大学生しながら心理学を学んだのは、
なにより自分がしんどかったからで。

なんでこんなにしんどいのか、
理由付けができれば、

その先もしんどくたって、
理由を糧に、納得できるからね。

理論です。
なにごとも。


邦題の「パパが遺した〜」 っていうのが、
イメージしてたのと、かなり違った。

あとから発見された物語が、
大人になった彼女を癒す、のかと思ってた。

だけど、それはすでに遺作として発表されて、
大成功していて、

それが彼女の傷の一部であり、
未来へのつながりであったのね。


つらいたいへんな経験をしたので、
それを活かして仕事にしたい、 役立てたい、みたいのって、

けっこう危険なんだと、最近思うよ。


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