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【映画】アクトレス〜女たちの舞台〜

Actress

久しぶりに深い作品。

これ、もってきた配給元エライな。
アメリカでも、イギリスでも公開してないみたい。

舞台はスイス。
山々、湖、すばらしい景色の連続。

・・・なんだけど、

途中から、
そんなのどうでもいいって思っちゃうぐらい、

人間が、女優が、すごいです。


ジュリエット・ビノシュ、
クリステン・スチュワート、
クロエ・グレース・モレッツ。

すごいのそろえてますが、クリステンは女優としてでなく、
個人秘書として大女優を支える役です。


ジュリエット・ビノシュ、

昨年みた、
A Thousand Times Good Nightもすごかったけど、

この生々しさって、すごい。

年齢を重ねた貫禄、役どころがそうなんだけど、
彼女自身と役柄が、もう何層にもミルフィーユ。

役に対する苦悩。
ちょっとわがままだけど、本物、みたいな。


クリステン・スチュワート、

この人、あんまり好きじゃなかったんだけど、
めちゃめちゃかっこよかった。

自然体、なのか、そう見せてるのか。
ほんとうはどういう人なんだろう。


クロエ・グレース・モレッツ、

憎たらしさ、上手ですね。
かわいさ封印で、めちゃめちゃです。

でも、うえのふたりに比べたら、
やっぱり軽すぎ。

まぁ、そういう役だけど。
若手ハリウッド女優らしさ、爆発。


めちゃめちゃ以外のふたりが、
全裸で湖で泳ぐシーンがあるの。

もうね、
すごい貫禄。全身。背中とか。腰まわりも。

一般的な美しさはゼロ。

って、
いまの美しさの定義が狭いな、って思った。

女優に求める美しさって、
モデルといっしょになってるよね。

とんだ勘違いだね。

美魔女ってよく言うけど、
あれって若作りのことだよ、って書いてる人がいて、

そうだよねー、
違和感アリアリだよね、って思ったんだった。

人間らしさって、リアリズムって、
ああいうの、いうのね。


マローヤのへび。

谷間をはうように、
湖をなぞるように、のびる、雲。

スイス、いいな。
そりゃそうだ。

やっぱり一生に一度は行ってみたい。


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