【映画】サヨナラの代わりに
すべては、
最期を迎えるための準備だったのかも。
もちろん、
想定外のこともあっただろうけど。
ケイトが彼女を選んだ理由は、
なんだったんだろう。
理由がはっきり伝わってこないけど、
最期のときが迫った人だからこその、
勘みたいなものかもしれない。
介護者として、っていうのも違うし、
友だちとして、っていうのも違う。
最期を託す人として、彼女を選んだんだ。
こういうときって、
母親はほんとダメだね。
どっちの母親も。
あなたのことは、いちばんわかってる。
あなたのことを、いちばんに考えてる。
うそばっかり。
娘なんだから理解してる、って思い込んでる、
過剰な自信が裏目に出る。
人生に干渉しようとしてる時点で、
自分のモノだって、潜在的に思ってる。
自覚してないから、余計に厄介だ。
ALSに限らず、
進行性の難病は、ほかにもたくさんあるし、
難病だけじゃなく、もっと一般的なガンとか、
多くの人がかかる病気でも同じこと。
誰でも、ケイトになる可能性はある。
その時は、誰にも必ずやってくる。
いろんなことを、
見聞きして、ひとつひとつ考えるたび、
その時になってもまだ、「生」にしがみつくことほど、
愚かなことはないなーと思うよ。
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