【映画】黄金のアデーレ 名画の帰還
第二次世界大戦中に、
ナチスによって略奪された美術品のことは、
少し前にみた、
ミケランジェロ・プロジェクトで知ったばかり。
これに関しては、
ほかにもいろいろ、物語がありそうだね。
黄金のアデーレは、
ホロコーストの歴史も絡み、
割れるオーストリア、
サウンドオブミュージックで見た、
追われる、あの感覚も蘇る。
マリアにとっては、捨てた過去。
捨てた祖国。
それでもやっぱりルーツ。
担当した若い弁護士にとっても、
裁判そのものが、自分のルーツを知る旅につながる。
ただ単に、
名画の持ち主騒動だと思ってたんです。
それが、深い深い、
歴史の闇につながってました。
歴史、
なんていうと、
すごーく古いことみたいだけど、
この裁判が終わったのは、2006年のことだった。
マリアは、2011年までご存命でした。
つい最近のことじゃん。
70年前の戦争は、
日本だけじゃなく、世界中でまだ終わってない。
それなのに、新しい争いばかりだ。
物騒で、不安ばかりだよ。
奪い合って、殺し合って。
歴史に学ぶ、なんて、
幻想なんだろうか。
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