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【映画】幸せをつかむ歌

Shiawasewotukamu

最強、メリル・ストリープ作品。

さらに今回は、
娘との共演、
ロックミュージシャン役、ということで話題です。

入院前に、駆け込んでみた。


ロックミュージシャン、っていうのは、
そんなに違和感なし。

マンマミーアで、
歌って踊って飛び跳ねるのを見てるからね。


娘との共演、のほうが。

あんまり似てない母と娘です。

でも、キレたときの迫力が、
ああ、メリルっぽい! って思っちゃった。

予想以上に、そのキレっぷりがよくて。
それが彼女のファーストシーンなんです。


ストーリーは、
母と娘の葛藤モノかとおもわせつつ、

家族と母親、
母親っていうか、家族と彼女の葛藤かな。

まるくおさまった感のラストだけど、
おさまってないんだろうな。

いや、おさまらなくていいんだろうね。


家族のかたちなんて、
いろいろあっていいんでしょ。

日本人って、こうあるべき、って、
型にはめたがるけど、

ひとりひとりの考え方があって、
生活があって、好みがあって、

それぞれが違って当たり前で、

我慢してても、
いいことなんて何もなくて、

しばるものがあることが、問題なんです。


母親、っていうのは特に。

しばるよねー。
考え方とか、行動とか。

母親の考え方に、子どもは従うしかないところがあって、
それが、それだけが正しいと思っちゃうからね。

意見には個人差があります、っていうのを認めないのよね。

ああしろ、こうしろ、って言いがち。
無意味なのに。


このファミリーでいちばん偉いのは、
きっと継母なんだけど、

だからって、彼女を好きにはなれないな。


ともかく、
認める、です。必要なのは。

気持ちを押し付けない。
考え方を押し付けない。

親子だけじゃなく、人と人とは、ね。


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