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【映画】リリーのすべて

Lily

トム・フーパー監督作品。

色がきれい。
やわらかくて、やさしくて、かなしい色。

青が。
印象的に使われてます。

レミゼのときも青がきれいだったけど、
今回も、青がきれいだった。


リリーの、
といいつつも、

これはゲルダの物語だと思う。

リリーは、
自分をみつけて、自分で苦しむ。

ゲルダに助けを求めて。
癒しを求めて。

それじゃゲルダは?

彼女は誰に癒されて、
誰に助けてもらえばいいの?

あんなに求めあって、
愛し合ってたのに。


ひどいよ、リリー。


アンバー・ハード、
いままででいちばん似合ってたかも。

ゲルダとウラが、
パワフルで、強い女性を表現していて、

女性って、これだよね、って思った。


女性っていうか、
人間ってこれだよ、って。

女性とか、男性とか、
女性しかやったことないから、わかんないけど、

人間として、
魅了的なのは、ゲルダやウラだ。


リリーが求めた女性性って、
男性が描く女性像なんだよなー。


実話ベース。
ストーリーは脚色されてるみたいです。

ゲルダは最期に立ち会ってないらしいし、
リリーのオペは、2回じゃなくて、5回だったかな。

リリーは、
作り上げたかったんじゃなく、

壊したかったんだろうな。


The_danish_girl_film_poster

こっちのポスターのほうが、
物語を物語ってると思う。

リリーは、
どこかちがうところをみてるんだ。


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