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おいしいもののまわり

Oishiimononomawari

お供が焼酎ロック、
とかだったらカッコイイですが、

さんぴん茶です。

完全に飲めなくなって、
もうどのくらい経つだろう。。。

4年かな。すごいな。


さて、本のほうです。

今日よんだ土井善晴さんの本、
おいしいもののまわり。


BSのチョイ住みが、
前回キューバで土井先生で、

みてて、土井先生に興味がわいた。
この人、おもしろいかも。

普段のご活躍は、
Eテレでちょっぴりしか見てないので、

エッセイを読んでみた。


食に対する姿勢が、シャキッとしてる。
気持ちいい。

料理人として、
当たり前といえば当たり前かもしれないけど。


お料理番組に出てる、先生って、
いろいろでしょ?

ちゃっちゃっちゃ、って料理して、
ほらほらできた、みたいのも、料理だし。


アイデアっていう、単純化が、
結果としてほんとうにいいかっていうと、微妙だ。


ただ、
きちんとする、っていうのは、

ある程度、
裕福でないとできないことがたくさんある。

特権みたいなところあるよね。
豊かさの証、みたいなところも。


食って、難しい。


乳がん手術後の治療の副作用で、
食欲があったりなかったりを繰り返してて、

食べる、ということの意味とか意識とかが、
ものすごーく変化した。


美味しさって、主観なので、
自分の感じ方ありきだ、ってこととか。

食べたい、っていう気持ちと、
食べられる、っていう実際の不一致とか。

たくさんある、っていうことの、
一見しあわせに見える、感違いとか。


お料理は、

あれこれ考えてじっくり取り組むと、
気分転換になるし、充実感、達成感にもつながる。

ただ、手の込んだものを作ることと、
毎日の食を考えるっていうこととは、また別で。


ごはんをしっかり食べるための、
少しのしょっぱいおかず、っていう基本が、

とってもしあわせな絵に見えてきたり。

カヌチャの、
神着の朝ごはんのあとだと、余計に。


炊きたてごはん神話は、目からウロコだった。

確かに思い込み、っていうか、
マーケティングなんだろうね、メーカーの。

そうだよねー。
冷めてたごはんって、いちばん味がわかるよね。

おひつ、欲しいな。
小さいの探そうかな。


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