« うれしいセーター | トップページ | 2016年のまとめ »

一番星

Pc230065

イタリア山のキャンドルガーデンで、
空が暗くなるのを待っていて、

ふと見上げたら、
外交官の家のうえに一番星が輝いた。


いや、ほんとうは、
一番目じゃなかったのかも。

でも、その星が、

見上げた人にとって、
一番星みたいな存在ならば、

一番目じゃなくたって、それでいいんだと思う。


星の導きは、
希望の象徴だなんて、

なんだかありきたりだけれど、
この一年は、ずっとそんな星を待っていた。

誰かが照らしてくれる光を、
誰かが示してくれる未来を、
誰かが差し伸べてくれる手を。

ただ待っていた。
祈る気持ちで。


誰かって、誰だよ。
そんな漠然とした妄想。
somebody は、nobody じゃん。

繰り返し、
じぶんに言い聞かせたけど、

もうひとりのじぶんが、
また星を待つ。


祈りには、
行動が伴わなくてはいけない。

祈ることしかできない、っていうのは、
無力の象徴みたいなもので。

それと似てる。


できることは、
もっとたくさんあったんだと思う。

無力感、無気力に負けて、
ただ星が輝くのを、待ってしまった。


一番星になれるのは、
導く星になれるのは、

きっとじぶんなんだよ。


繰り返し、
そうじぶんに言い聞かせたけど、

もうひとりのじぶんが、
あきらめきれずに星を待つ。


|

« うれしいセーター | トップページ | 2016年のまとめ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事