« 10分あれば | トップページ | イケてるオレ »

1年前の手術のこと

Img_2516

きのうは、ちゃむさんの学校の、
高等部卒業式でした。

お世話になったママたち、
個性的で素敵な子どもたち、

みんな卒業しちゃった。

在校生のママたちで廊下に花道をつくって、
みんなでもらい泣きして、送りました。

ちゃむさんとあたしも、
一年後にはおなじように見送られるんだなー。


一年前の高等部卒業式の日、

午前中に、
おなじように卒業生とママたちを見送って、

午後から病院へ。
翌日水曜日が、手術でした。


一年前の高等部卒業式から帰って、

ちゃむさんが放課後デイに持っていったお弁当と、
同じごはん食べて、

荷物ころがしながら駅まで歩いて、
タクシーで病院へ。

病院までは、ほんの10分ぐらい。

ぼんやり外を見てたら、涙がほろほろでてきた。
えー、そんなセンチメンタルになっちゃうんだ。

運転手さんに心配される。
すみません。


入院手続きをして、病棟へ。

個室は広くて、大きな窓。
スクールバスの通る道が見えた。

いろんな人がやってきて、順番に説明をしていく。

外来に呼ばれる。
質問と術前の撮影。

夜ごはんは、酢豚だった。
明日は禁飲食。

夜、ちゃむさんが来る。
個室にしてよかった。


翌朝、放射線科に呼ばれる。
センチネルリンパ節生検の準備。

乳房に注射して、
CTみたいな機械で40分ぐらい。

うとうとしつつ、いろんな夢をみる。


手術は午後から。
時間どおりに呼ばれる。

手術室までは、病棟ナースといっしょに歩いていく。
緊張で血圧上昇。ふらふら〜。地面に足がついてない。

エレベーターで降りて、
手術室のガラス扉があいて、中へ。

前日に説明してくれたオペ担当のナースが、
深々と頭を下げて迎えてくれた。

よろしくお願いします。
こっちも頭を下げる。


機材がたくさんの通路。
いちばん奥の手術室1。

天井が高い。
ドラマで見たオペ室よりもたくさん機材がある。

スタッフが何人もバタバタと、いろいろ言ってくるんだけど、
ことばが頭に入ってこない。

うながされるまま、手術台のうえにあがる。
ウォーターベッドみたいになってた。ぼよんぼよん。

酸素マスクをつけて、ゆっくり深呼吸。
右腕に血圧計と点滴。

麻酔は点滴から入ります、って声。
しびれるみたいな感覚。


次の瞬間、名前を呼ばれた。
終わりましたよー、って。

一瞬だった。
夢はなにもみなかった。


あちこち痛い。動けない。
寝返りうちたいけど、動けない。

時間を聞いたら、3時間経ってた。

がんばったね、がんばったね、って声がする。
おおげさだなー、って思う。

ばばが手を握ってる。
すっごく汗ばんでて、ふるえてる。

やめてよ、もぅ。

気持ち悪くなってナースコールを押してもらう。
点滴追加。

先生がくる。
さらっと開いて確認して、ほかの先生に説明して帰る。

痛くてナースコールを押してもらう。
点滴追加。


少し眠って、ちゃむさんが来た。
あれこれついてるコードをひっぱろうとする。

ママがんばったからごほうびだね、ってダンナがいう。


みんなが帰って、
寝て、体がつらくて起きて、ひっしに寝て、

もう眠らせてくれればいいのに、
また目がさめる。

寝ても寝ても、朝が来ない。
時間がわからなくて、長い夜だった。

リンパ節に転移してたことは、
まだ知らない。


あと、翌日のお昼ごはんを忘れられちゃうことも、
まだ知らないw

ほんとそういうの多いのよねー。
こんなときにさえ存在感ないって、すごいわ。


一年経って、
日付は1日ずれてるけど、

おなじようにきのう入院して、
今日おなじように手術の人がいる。

がんばれ、同病の誰か。
がんばれ、スタッフのみなさん。
がんばれ、せんせー。


|

« 10分あれば | トップページ | イケてるオレ »

乳がんのこと」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事