リスク
そもそもは、
乳がん治療、ホルモン療法のリスク。
乳がんの治療薬、
タモキシフェン(ノルバテックス)の副作用です。
タモキシフェンの副作用で、
子宮体がんになるリスクが高く、
すでに子宮内膜が異常増殖してて、
子宮内膜ポリープができたり、
不正出血があったり、
出血のない時も生理痛みたいな痛みが続いたり。
今までに、子宮内膜の細胞診、組織診、
外来で取れる範囲の子宮内膜ポリープ切除をして、
今回の手術では、
子宮鏡というカメラを入れて、
まだ子宮内に残ってたポリープを切除して、
全体的に子宮内膜を採取して病理検査に出して、
増殖した子宮内膜の表面を焼きました。
子宮内膜を焼くと、
2年くらいはポリープ再発と内膜増殖を抑えられるとか。
ただし、人間の体は元に戻ろうとするし、
乳がん治療はまだまだ終わらないので、
繰り返すことになるかも、とのこと。
画像で見せてもらった子宮内膜は、
薄いピンクでふわふわしてて、
メルヘンチックでした。
あら、かわいい、なんて思っちゃったけど、
異常増殖だから、ダメダメなわけで、
そのあと、
焼かれて黒焦げた内膜も見ました。
実際に、
乳がん治療で子宮体がんになったり、
ここまでの子宮疾患が出るのは、
稀なこと、
らしいけど、
稀でも、可能性はあって、
実際になっちゃうあたしみたいな人はいる。
そもそも乳がんの手術のときだって、
稀だって言われてたリンパ節への転移がみつかったし。
稀なことがけっこう得意よね。
稀だからって、
安心できることはない、ってことだ。
これがリスクか。
リスクとは、
危険であり、冒険である、って、
何かの辞書に書いてあった。
いやー、
乳がんになっただけで、冒険は充分でしょ。
こんな冒険、もうしたくないよ。
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