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【映画】ドリーム

Hiddenfigures

当たり障りのない、
ぼんやりした邦題つけたよねー。


週末の旅行の疲れをひきずりつつ、
久しぶりの映画。

朝からちゃむさんの訓練行って、
学校へ送って、自分の整形外科へ。

帰ってお昼食べて、
ここで休んだら、もう起き上がれない。

勢いで映画館へ。

行こうかどうしようか、一度迷うと、
家から出られなくなっちゃうからねー。


アカデミー賞でノミネートされてて、
気になってた作品。

原題は、Hidden Figures、
隠された計算。


コンピューターによる計算が行われる前の時代に、
数学に長けた優秀な黒人女性がNASAに集められ、
人間コンピューターとして縁の下の力持ちをしてた、

という実話をベースにしたストーリー。

三人の主人公にも、
ちゃんとモデルになった女性たちがいて、

白人男性ばかりが優遇されるNASAで、
それぞれの地位を築いていく。


ドリーム、なんて、
あいまいなものじゃなく、

どれも現実、リアル。

○○になりたい!なんて、
少女が夢を見てるわけじゃなく、

家庭を持ちながら、
働く女性として、正々堂々と生きていく姿。


エンドロールに、
モデルになった女性たちの写真が出てきたんだけど、

あれ?? って思った。
メインのキャサリンが白人なのですよ。

人種差別の問題が根本なのに、
なぜ白人を黒人に書き換えたんだ?? 

ってちょっとがっかりして、調べたら、

彼女、白人に見えるけど、
白人と黒人とインディアンの血が流れているとか。

マライアキャリーみたいだね。

これ、
説明がないと、みんな疑問に思うよね。

でも、
あんまり説明しすぎると、
さらなる人種差別になりそうでもある。


NASAにIBMのコンピュータールームができて、
手計算がいらなくなっちゃうから、

仕事を失わないために、
プログラミングを学ぶドロシー。

専門性って、ほんとに大切。
学びは差別も超えるんだ。



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