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あの時

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コウノドリ。
原作ぜんぶ読んでます。

ハイリスク妊婦だったので、
自分の出産のときにこれがあったら、
心強かっただろうな。


もう21巻なんだね。

前回もそうだったけど、
連ドラ中は毎月新刊が出る。

もちろん、ドラマも見てる。


金曜日の回、具合悪くて早く寝たので、
録画をさっきやっと見た。

小松さん、
子宮と卵巣、全摘だった。

術後、あんなに動けないよ、
ってツッコミたい、が、

手術シーンは号泣だった。
思い出すよ、5ヶ月前のこと。


もっと動揺して、
もっと不安定になって、
もっと取り乱せばよかった。


乳がんの手術の前もそうだ。

もっと感情的になるプロセスが、
必要だったんじゃないか。

なんで物分かりのいい人ぶっちゃうんだろ。


ちゃんと混乱しておかないから、
実感の薄いまま、不調だけが残される。

なんでこんなことになってるんだ?って、
繰り返し自分に問う。


小松さんは、
子宮腺筋症とチョコレート嚢胞。

あたしも、
子宮内膜症と子宮腺筋症だった。

三十代前半の頃。
出産後だったのに、改善してなかった。


そんな過去の病歴が、
タモキシフェンの副作用の酷さと関連してなかったか。

タモキシフェン服用前に、
婦人科で検査しておけばよかったのか。


一般的な確率に置き去りにされた、
あの時、が、あったんじゃないか。



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