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マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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目に入っていたはずなのに、
繰り返し見ていたはずなのに、

そのときじゃなく、
いま手にとったのは、

きっとそういうタイミングだったからだ。


マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ、
という小説、

とってもよかったのでご紹介。


ドラァグクイーンのシャールさんが営む、
まかないカフェ「マカン・マラン」のお話。

社会に疲れた人たちが、
ふらりと迷い込んで、常連になっていく。


何か食べさせて心の栄養にする、
って小説が好きで、

ビストロ・パ・マルの三舟シェフとか、
ランチのアッコちゃんとか、
鴨川食堂とか、
東京すみっこごはんとか。

書き出してみると、けっこうあるな。
まだあるかも。

どれもシリーズになってて、
ぜんぶ読んでます。


食べることは、
空腹を満たすし、カラダをつくるけど、

それだけじゃない部分に、
たくさんの物語を生み出す。

食べる人にも、作り手にも。


いま、ふたたび、を読んでます。


この次、みたび、もあるので、
もうしばらく楽しめそう。


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