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【映画】ブレス しあわせの呼吸

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この作品に、
よくある「しあわせの〜」をつける無神経さ。

そんな軽いタッチにしないで欲しい。


実話です。

ウイルス性感染症のポリオにより、
首から下が麻痺し、

人工呼吸器によって生きるロビンの一生。


もちろん、彼だけの物語でなく、
家族、友人、医療者の物語でもある。

何より、
ロビンを生かしていたのは、

妻のダイアナであり、
息子のジョナサンであり。


彼は、妻によって生かされ、
妻のために生きていた。

それをね、
医療者の集まる学会で、
彼がスピーチするシーンがあって。

感動なんだろうけど、
ダイアナの身になったら、痛い。


当時、重度の障害者は、
病院で一生をおくるのが当たり前で、

動けない彼ら彼女らは、
並んだベッドに、並んだ人工呼吸器に、
同じ景色だけを見て、生きて、生かされてた。


死にたいと繰り返し言うロビンから、

ダイアナは、
外へ出たい、という言葉を引き出す。


ここからは、先駆者だ。

在宅医療、
人工呼吸器を積載した車イス、
リフター付きの自家用車、

ベッドから車イスに乗せるための、
吊り上げ式リフトも映ってた。

リフター付き車のまま、
貨物機に乗って海外へ行ったりも。

ホントに?!


振り返れば、

我が家のいまの暮らしは、
ロビンの恩恵をたくさん受けている。

先人の命がけのチャレンジが、
いまの障害者の暮らしを作ってる。


ダイアナが、すべてを背負って、
ロビンを家に連れて帰ったのは、

彼にふれて寄り添って、
眠りたかったからだろう。


最後には、
彼を解放してあげたようにも見えた。


愛って。
愛ってさー。


この作品のプロデューサーは、
息子のジョナサン、本人だそうです。

ダイアナは存命。
孫に囲まれて、幸せに暮らしているとか。

きっと、
めでたし、めでたし、なんだ。


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