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こんな夜更けにバナナかよ

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話題になった本だったし、
タイトルくらいは知っていた。


ちょっと苦手な大泉洋主演で
映画化されると聞いて、

おまけにボランティアをしていた人が、
ちゃむさんの周辺にいるときいて、

映画版ノベライズと、
原作のノンフィクションを続けて読んだ。


これね、

原作出版当初に読んでたら、
まったく響かなかったと思う。

重度障害児の親として、
反発心を覚えたとさえ思う。


ちゃむさんが学校を卒業して、

社会の中で生活を始めて、
成人を目前とした今だから、

感じざるを得ない、
なんとも言えない感情。


ワガママとさえ思える自己主張を、
ボランティアに投げ続ける主人公に、

言えるだけいいじゃん、
伝えられるだけいいじゃん、って、

ちゃむさんだったら何も言えずに、
ひとり静かに死んじゃうかもしれないじゃん、って、

思ったんだけどさ。


違うね。

ちゃむさんの雄叫びは、
うるさいし、周りに迷惑だけど、

あれは、
ちゃむさんがちゃむさんなりに掴んだ、

自己主張なんだよね。


生きるための、手段なんだ。

切実な願いなんだ。


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