大丈夫じゃないこと
ちゃむさんが重い障害を負って、
もう18年近くになるけれど、
いまだにあの頃のことを話すのは、
とてもたいへんな作業になる。
会話の中であっても、
すらすらと普通に話せなくなってくる。
記憶をたどるうちに、
口から出てくる言葉が歪みだすのだ。
大きな氷を口にふくんだときみたいな。
説明する言葉ひとつひとつが、
ゴツゴツした大きなかたまりになって、
吐き出したいのに、
顔の筋肉がこわばって拒否する。
みたいな感じ。
それと同じことが、
自分の乳がんの話にも起こった。
やっぱり、
大丈夫じゃないこと、なんだなー。
書くのなら、いくらでも。
たくさん書き出したほうが、
ラクになるのに。
日常会話で、
話題のひとつにできるようなことには、
きっとずっとならないんだよ。
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