【映画】運び屋
クリント・イーストウッド、
監督、主演作品。
88歳になってもなお、
老いた自分をフル活用する貪欲さ。
いつも称賛されていたい、っていう、
主人公のキャラ設定は、
監督自身のこと?
実在した運び屋がモデルだそうで、
メキシコの犯罪組織がからんで、
物騒なストーリーなのですが、
なんだかのほほんとしてしまうのは、
緊張感のないアールのやりとり。
もちろん、恫喝されたり、
ピストル突きつけられたりするんだけど、
相手をコントロールしようと、
話をそらせたり、話術を駆使する。
身体は老いても、
鋭い人間観察力と対応力が高い。
そして、
運び屋のドライブ中はゆるい。
運転してるときって、歌うよねー。
アールも歌う。盗聴してる怖い人も歌う。
エスカレートしていく運び屋仕事。
ブラッドリー・クーパー捜査員、
早く捕まえてあげてよー、
って思い始める。
車を降りて、ほっとする。
檻の中で本来の仕事に戻って、
さらにほっとする。
仲違いしてる娘さんの役で、
本当の娘さんが出演してます。
実際には、どんなパパなんだろうねー。
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