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聖週間に

Notredame

ノートルダム大聖堂ホームページより。


目が覚めて飛び込んで来たニュースに、
言葉がない。


教会にとって、
一年のうちで最も特別なとき。

四旬節の聖週間が始まって、
受難の月曜日に、

パリのノートルダム大聖堂が焼けてしまった。


改修工事が原因だったらしい、とか、
美術品は持ち出せたらしい、とか。

それでも、
尖塔が焼け落ちるところを見てしまった。


いつか、いつの日かと、
そんなことを思っているだけで、

ずっとそこにあると思っていたものは、
簡単に失われてしまう。


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見よ、わたしの僕、わたしが支える者を。
わたしが選び、喜び迎える者を。
彼の上にわたしの霊は置かれ
彼は国々の裁きを導き出す。
彼は叫ばず、呼ばわらず、
声を巷に響かせない。
傷ついた葦を折ることなく
暗くなってゆく灯心を消すことなく
裁きを導き出して、確かなものとする。
暗くなることも、傷つき果てることもない
この地に裁きを置くときまでは。
島々は彼の教えを待ち望む。

主である神はこう言われる。
神は天を創造して、これを広げ
地とそこに生ずるものを繰り広げ
その上に住む人々に息を与え
そこを歩く者に霊を与えられる。
主であるわたしは、恵みをもってあなたを呼び
あなたの手を取った。
民の契約、諸国の光として
あなたを形づくり、あなたを立てた。
見ることのできない目を開き
捕らわれ人をその枷から
闇に住む人をその牢獄から救い出すために。


受難の月曜日第一朗読
イザヤ42・1-7

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