放射線治療3年後
放射線治療は、25回。
左の腋窩から部分切除した左乳房に照射した。
25回が終わるころには、
照射した全域が黒く丸こげになって、
皮膚炎が治るにつれて、
ひと皮むけた。
治療中は、
ほかに全身のだるさとかもあって、
できるだけ横になって休むようにって、
放射線治療科の看護師さんから言われていたっけ。
で、3年も経って、
なにもかも元どおり、な、わけでない。
3年も経てば、
そんなこともあったよねー、
なんて過去のことになってると思うでしょ。
ところが、しっかり後遺症が残ってる。
照射して皮膚炎になったところは、
毛穴と汗腺が死んでる。
毛は生えない。
汗もかかない。
毛は生えなくていいけどさ。
汗は大丈夫なのかな。
あと、相変わらず皮膚感覚がない。
左の二の腕から腋窩、
乳房の半分くらい。
これは放射線治療のせいか、
手術のせいか、
まあ、
どっちもかもしれないけど。
直後には、
少しずつ戻るって、
聞いたような気がするんだけど、
2年後くらいに、
手術で神経が傷ついてるかも、って話になった。
そんなこんなで無意識のうちに、
体の左側をかばうような姿勢になってるらしく、
左肩が内側に入って、
肩、背中、胸、腕に痛みが出る。
おまけに左股関節臼蓋形成不全。
左がひたすら弱い。
5年とか10年とか経てば、
もう少し何か変わってるだろうか。
50代になってて、
ただの老いで片づけられてるか。
| 固定リンク