ETV特集「親亡きあと 我が子は」
参院選投票日前日の夜中、
ETV特集のテーマがヤバかった。
「親亡きあと我が子は」
知的・精神障害者 家族の願い
老いた親が障害のある成人した子どもを世話する、
老障介護とか、
あばれる娘を、
手にかけてしまった父親とか。
現状打破のために、
グループホーム設立に奔走する親たちは、
一見、前向きな行動に見えるけれど、
現実は、
周辺住民の反対や、
介護職人手不足の問題に阻まれて、
余計につらい想いをしている。
明るい光なんてどこにも見えない。
つらい想いが続くだけ。
体もしんどいし、
心もしんどい。
親はとっくに疲れ切ってるのに、
まだ戦えというのか。
圧倒的に、
選択肢が足りてない。
確実に選択できる、
現実味のある選択肢を、
福祉政策として用意して欲しい。
親が疲れ切って死ぬ前に。
親が疲れ切って殺す前に。
それを政治に望むには、
どうしたらいいのか。
投票用紙を前に、
答えはみつからなかった。
| 固定リンク