« さっさっさっと | トップページ | 虚栄心 »

いだてん最高じゃんねぇ

A2895b91369b4a71bacfa9fa7f6b4426

視聴率が過去最低と、
散々たたかれたテレビドラマを

夢中になってみていた。
それも一年間も、欠かさず。


大河ドラマといえば、
武士が無駄な争いと殺し合いをして、

天下がどうの、
領地がどうの、

ホントかウソかも曖昧な、
男の都合で残されたみたいな
歴史をなぞるものが多くて、

正直、うんざりなのだが、

今年は違った。


近現代。
テーマはオリンピック。

それも、落語噺にのせて。

それぞれ個人の夢は破れて、
争いも、いざこざもあるけれど、

多くの人を幸せに、
わくわくさせる大事業を成し遂げる。

主人公個人が成し遂げるわけじゃない。

その礎を築いたり、
まんなかを堂々と
走ったりしてきた人の物語だった。

特別な人だけじゃない。

普通の人々の生き方までも、
ドラマティックに描かれていた。


宮藤官九郎、天才。


とにかく走ってた。

だから、
大河ドラマのメインターゲットである、
高齢層がスピードについていけなかった。

走りについていけた人だけが、
最後まで伴走した人だけが、

心から楽しめて感動できる、
特別なドラマだった。


あの時のあのシーンが、
あの時のあの台詞が、

最後にぜんぶまるっと、
むくわれる。

悲しい歴史、
翻弄された人生、

近現代の怒濤の流れを、
オリンピックという希望が包み込む。


宮藤官九郎、やっぱり天才。


次の東京オリンピックはもうすぐ。
競技場もできあがった。

きっといまも、
あんなドラマ、こんなドラマが、
運営母体で繰り広げられている。

もちろん争いも、
策略もあるだろう。

利用したり、
利用されたり。

そんなマイナス面もすべて含めて、
オリンピックという希望。


楽しみだなぁ。
来年の夏。


|

« さっさっさっと | トップページ | 虚栄心 »

映画・テレビ」カテゴリの記事