聖金曜日に
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祭司長たちや下役たちは、イエスを見ると、
「十字架につけろ。十字架につけろ」と叫んだ。
ピラトは言った。
「あなたたちが引き取って、十字架につけるがよい。
わたしはこの男に罪を見いだせない。」
ユダヤ人たちは答えた。
「わたしたちには律法があります。
律法によれば、この男は死罪に当たります。
神の子と自称したからです。」
ピラトは、この言葉を聞いてますます恐れ、
再び総督官邸の中に入って、
「お前はどこから来たのか」とイエスに言った。
しかし、イエスは答えようとされなかった。
そこで、ピラトは言った。
「わたしに答えないのか。
お前を釈放する権限も、十字架につける権限も、
このわたしにあることを知らないのか。」
イエスは答えられた。
「神から与えられていなければ、
わたしに対して何の権限もないはずだ。
だから、わたしをあなたに引き渡した者の罪はもっと重い。」
そこで、ピラトはイエスを釈放しようと努めた。
しかし、ユダヤ人たちは叫んだ。
「もし、この男を釈放するなら、
あなたは皇帝の友ではない。
王と自称する者は皆、皇帝に背いています。」
<ヨハネによる福音書より>
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混乱のとき、
誰かを、
何かを、
十字架につけようとしていないか。
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