主の降誕
・‥…━━━☆
そのころ、
皇帝アウグストゥスから
全領土の住民に、
登録をせよとの勅令が出た。
これは、キリニウスが
シリア州の総督であったときに行われた
最初の住民登録である。
人々は皆、登録するために
おのおの自分の町へ旅立った。
ヨセフもダビデの家に属し、
その血筋であったので、
ガリラヤの町ナザレから、
ユダヤのベツレヘムという
ダビデの町へ上って行った。
身ごもっていた、
いいなずけのマリアと一緒に
登録するためである。
ところが、
彼らがベツレヘムにいるうちに、
マリアは月が満ちて初めての子を産み、
布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。
宿屋には、
彼らの泊まる場所がなかったからである。
その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、
夜通し羊の群れの番をしていた。
すると、主の天使が近づき、
主の栄光が周りを照らしたので、
彼らは非常に恐れた。
天使は言った。
「恐れるな。
わたしは、民全体に与えられる
大きな喜びを告げる。
今日ダビデの町で、
あなたがたのために
救い主がお生まれになった。
この方こそ主メシアである。
あなたがたは、
布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている
乳飲み子を見つけるであろう。
これがあなたがたへのしるしである。」
すると、突然、
この天使に天の大軍が加わり、
神を賛美して言った。
「いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」
(ルカによる福音書 2章1~14節)
| 固定リンク
「祈り」カテゴリの記事
- 聖母月(2024.05.09)
- HAPPY EASTER!!(2024.03.31)
- 四旬節(2024.02.14)
- 災害被災者のための祈り(2024.01.12)
- 主の降誕(2023.12.24)