【映画】コーダ あいのうた

耳の不自由な家族のなかで、
娘ひとりだけ耳が聞こえて、
手話通訳して家族を支えて、

って設定に、

あれ？
前にもそんなのあったよね？

って思ったら、

2015年にみた、
フランス映画「エール！」のリメイクだった。

コーダとは、
Children of Deaf Adults　の略称で、

聞こえない親を持つ子どものこと。

最近、
社会問題として取り上げられることの増えた、

ヤングケアラーだね。

とても話題で、
感動した！って感想いっぱいで、

ってことは、
フランス版ほどあけっぴろげじゃないのかな？

って思って見たら、
同じように性にあけっぴろげだった。

フランス版と同じく、
両親の性病の受診につきそって、
父親の症状を医師に通訳してたよ。

っていうか、
なんで親父が下ネタ連発？

幼いころから、
家族だからって親を支え続けて、

親も子どもに依存して、
子どもの人生、親が搾取しちゃう。

子どもは、
親を助けるために存在してるわけじゃないのに。

親の都合で生きてるなんて、
家族縛りの奴隷じゃん。

お父さんも、
お母さんも、
お兄ちゃんも、

気がついてくれてよかった。
送り出してくれてよかった。

ルビー役のエミリア・ジョーンズ、
とてもとてもいい声。

いい歌、たくさん聴けました。