更年期の症状などについて
顔から汗が大量に吹き出すようになったのは、
30歳過ぎたころ、
ストレス性の若年性更年期症状が出て、
婦人科通って、
お尻にホルモン注射してた時期からだ。
生活すべてを変えないと治らないと言われ、
匙を投げられたホルモンバランスの乱れが、
いま思えば、
乳がんへのスタートだったと思う。
現状で、乳がんの治療薬で起こってる、
更年期障害に似た症状の汗は、
以前の2倍から3倍と言ったところ。
朝、目が覚めると、
まずは、ぐわーっとのぼせて汗が吹き出す。
例えば、レジで、
お支払いは?カードで、
みたいな、当たり前のやりとりでさえ、
顔から汗が吹き出す要因になる。
1日に何度もだから、
顔に何か塗るのはほぼ不可能。
顔だけじゃなく、
全身からも湧き出す。
ただ、放射線治療した部位は、
いまだにさらさら〜。脇汗も出ない。
汗だくになってると、
この人、具合悪いんじゃないか?と、
心配されることも、年に何度かある。
症状は、汗だけじゃない。
関節の痛みに、動悸に、胸痛に、血圧上昇に、
めまいに、耳鳴りに、急な眠気に、不眠。
一般的な症状を並べてるわけではなく、
全部、自分に起こってること。
記憶力の低下。
過去のことも、多くを思い出せない。
人の名前と顔は、ほぼ忘れてる。
ごめんなさいね。
あとは気分の落ち込み。
3日に一度は死にたくなる。
それがもう6年。
治療を断念する人がいるのも、うなずける。
最初のホルモンバランスの乱れからなら、
もう20年だった。
でも、しんどくても、
ヘラヘラしちゃうんだよねー。
症状に対して、
何も対策してないわけではなく、
内科の先生に相談して、
軽めの降圧剤と漢方薬を使ってる。
乳腺外科では相手にしてもらえなかった。
所詮あそこは外科なのね。
あたしががんになったことを知ってる人は、
会うと形式的に体調を聞いてきたりする。
病気の話は黙っておくのが利口な世の中なので、
正しい答えは、
じぇんじぇんだいじょうぶぅ、
なんだけど、
うっかり間違って症状を話しちゃうと、
それは年齢的なものでしょ、
仕方ないし、みんなそうだよ、
なんて諭されたりする。
なんか、
話したこっちが悪いことしてるみたい。
すんません…
ほっといてください。しんどいんで。
それでも、ヘラヘラしちゃう。
だって笑うしかないじゃんねー。
更年期症状において、
とにかく女性は女性に厳しい。
共感でマウントとってどうする。
女性は女性にやさしくしましょうね。
もちろん男性もね。
更年期の症状は、多くが加齢により、
卵巣からのホルモン分泌が低下することによっておきる。
ホルモン量の低下によって、
あちこち具合悪くなって、
脳は卵巣に、
ホルモン出せよ、って命令するけど、
卵巣はもう出せないから、
さらにトラブルになる。
卵巣から出ないなら、
副腎から出そうよ、ってことになるらしいけど、
乳がんの治療薬は、
そのホルモンもブロックさせる。
だって、
エストロゲンががんのエサになるから。
脳はずっとパニック状態なんだろう。
暴走、と表現した医者がいたけど、納得。
その暴走によって、
子宮、卵巣、卵管を全摘する羽目にもなった。
あたしの脳に、
平穏は訪れるのだろうか。
こんなこと、
ぐちぐちたらたら書いてるのも、
きっと症状のひとつだよ。
っていうか、
気温の上昇とか季節的な変化のせいか、
ちょっと落ち着いてた症状たちが、
一斉に出てきてるんだよねー。
もっと気晴らししなくちゃ。
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